首こり頭痛持ちは支点ズレが原因

頭が体幹よりも前にあると、、、
首が凝りやすい。頭痛になりやすい。疲れ目になりやすい。

という問題が起きやすいです。


私たちの頭の重さは体重の10%と言われていますが、大体5,6キロくらいです。


6キロだと2リットルペットボトル3本分。頭が前に出ている方はそれを首の筋肉だけで長時間支えています。。


そして前に倒れた頭を戻そうと、後ろに戻してバランスを取ります。


しかし、首回りは頭を支えるために緊張して固まって動きません。


そこで、顎を上げて、後頭部を後ろに倒します。その時の動きの支点は頭の付け根に当たる頸椎1番,2番になります。



この1,2番は頭のバランス調整に関係するのと、頭に繋がる血管が通る場所なので、血行不良が起きやすくなります。



また、後頭部の下は後頭下筋群があり、これらの筋肉が緊張すると、後頭骨が歪みやすくなります。後頭骨は頭蓋骨の内側で蝶形骨とつながります。蝶形骨は目の奥にまであり、目と関係する血管や筋肉とも関係があります。


このように、首こり、頭痛、眼精疲労は繋がっています。


整体に行くと、それぞれの原因となる筋肉をほぐしたり骨を動かしたりして調整をしていきます。


ですが本当の原因は姿勢の崩れによる支点のズレです。


いくら調整しても、その時は良くなりますが、支点がズレたままであれば、同じ問題か、それと関連する問題が表れます。


頭を支える支点は頸椎1,2番ではなく頸椎7番を使って支えてあげると、首周りの余計な緊張がなくなり首こりから始まる問題が解消されやすくなりますよ。


[首の支点を増やすワーク]

固まった頸椎を動かして、首周りの緊張を取りつつ、頸椎7番まで支点を動かせるようにします。
動画


[頸椎7番の支点を作るワーク]

頭、首を動かす際に頸椎7番を使うクセをつけるようにします。
動画


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山川公平

体軸セラピスト養成®︎育成講師

体幹パーソナルトレーナー講師
体軸ピラティス監修
KYS整体代表


私自身が怪我や痛みに悩んだこともあり、それを克服するために様々な知識や技術を学び、試してきました。その中で本当に良かったもの、身体に効果があったものだけを精査し、鍛錬してきました。


・日常生活から楽になりたい。
・趣味に没頭できるようになりたい。
・現役で活動できる期間を長くしたい。


そのための身体の向上を目指し、毎年身体を革新し続け、成長の喜びを分かち合っていきたいと思っています。


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